2011年8月。ダンサーのメコさんと、写真が趣味のRIN+長能くん。 20代の男女3人グループが、金蔵万燈会に 参加すると訊き、同行取材した。
今回、取材したダンサーは、メコさん。東京からの招待パフォーマーとして 舞踏やコンテンポラリーダンスを踊る。 それを写真に収めるカメラマンはRIN。自然の中に捉えた人物写真を中心に、以前からメコさんを被写体に作品を発表している。同じく東京から参加。 そして長能くんは富山県に住んでいて、ドライバー兼カメラマンとして参加した。
石川県輪島市(わじまし)。能登半島(のとはんとう)の山間に棚田の広がる町野町(まちのまち)金蔵(かなくら)。 「にほんの里100選」に選ばれた美しい農村だ。
金蔵万燈会は、透明なグラスに入れたキャンドル3万本に火を灯(とも)し、5つのお寺や棚田などを幻想的に照らしだすイベント。さらにパフォーマーが各所から結集してお寺などの会場でダンスや音楽などを披露し、幻想的なイベントに花を添える。
金蔵には気軽に安く泊まれるゲストハウスがある。「金蔵自然文化研究所」、通称、「金蔵ゲストハウス」。 農村の民家を改装したゲストハウスは、味があって素敵だ。素泊まり2000円 (2011年現在)。安い! 和室が9室あり、もちろん、インターネットもバスルームも使える。 キッチンでは仲間と料理を作ることもできるから、地元の食材を使った美味しい料理を楽しみつつも、無駄なお金を使わない節約旅行も可能。
ゲストハウス管理人、見供めぐみさんと初対面。あのう、見供さんって……。「アンジェラ・アキに似てませんか?」と、長能くん。そしたら、なんとみんなからそう言われるため、最近は輪島のアンジェラと名乗ってるんだとか。